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Vespa 125 ET3 Primavera
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前ブレーキ終了(2003.7/2)


7月になった。日増しに暑くなってきた。クルマもバイクも、「いじり」にはキツイ季節がやってきそう。

OH終了後の前ブレーキを元の場所へ戻す。ラッキーだったのが、えらい苦労した50sのダンパーが、ET−3ではあっさり取り外すことができたこと。頻繁に使っているピカールで磨いておく。

「レストアグッズ大賞の安価部門」というものがあるならば、「格安で最大の効力=ピカールの錬り(ラビングコンパウンド)」に迷わず1票を投じよう。特にアルミ製品磨きには絶大。これで¥280なりの破格値(他のホームセンターで、¥250だったのにはショック・・・)。

ダンパーの話に戻り、ベスパのそれは何故かスプリングを見せたくはなかったらしい。見せることは無骨だとも、デザインが崩れるとも考えたのだろうか? たしか、50sのダンパーカバーは明るいグレーだったような・・・。ET−3は濃いグレー、黒と言っても良い。アルミ地肌のハブカバーもET−3はマットブラックだ。

手元にグリスを用意して組んでいく。外す作業と違って、取り付けはラクチン。愉しい。スモールベスパはハブシャフトの潤滑にグリスニップルが設けてある。ウチにあるグリスガンは直角に差し込めない。ノズルが長くてクリアランスが足りない。フロント側を何かでジャッキアップしておけばOKなのだろうが、これといった案が浮かばない。とりあえずは指でグリスをつめておいた。

ここの作業でもインパクトレンチは大活躍。このパートのように、ナットを緩めることによってホイールが共回りする部分では、なくして作業できないのではなかろうか?

すっかりリフレッシュしたと自画自賛。

それにしても、ハブシャフトの箇所にはOリングが沢山入っている。ダンパー側が2個、シャフトに4個もある。外す時はしっかり覚えていたはずが、数日で「これはどこに着くくんだっけ・・・」、コロッと忘れた。いけない。雑誌の巻末パーツリストを引っ張りだして調べる。

シャフト側は2個しか使用していなかった。余った小さいOリングは?(裏表があった)・・・・、これだけは位置を覚えていたのだが、さすがにそこまで記憶していなかった。メモっておけば良かったと後悔。らしい感じで組んでおくことにした。

無事に取り付けて終了! うん? あれれ 薄汚れたフィン付ドラムカバーとの間にコントラストが出てしまったではないか・・・。このドラムカバーの材質はなんなのか? デザインが美しいわりには表面がやけに粗い。ベスパファイルに、「スチールダイキャスト」と書いてあったので試しに磁石を当ててみる。着かない。

ET−3のドラムカバーの材質はアルミ製らしい。シュー当り面だけをスチールと嵌合させているのだろう。知人宅でブラストをかける予定だ。
                                                       

まだ課題が残っている。リアブレーキが甘いような気が
する。踏みしろが多い。シューもせっている様子。即刻
調整しなければ・・・
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