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Vespa 125 ET3 Primavera
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番外冬ツー「電気系のカラクリ」 (2007.2/12)

とても勉強になる1日だった。

ツーリングそのものは激寒のさなかという季節に5台(+1)のもベスパたちが参加。真冬とは思えない暖かい空気を感じて愉しく走って来られた。

と書いても、集合地へたどりつくことがNGの2台もいらしたが、初参加のPXFL1を含め、現地で「そばガイド」を引き受けてくれた方(ベスパはOH中、カブ号で参加)のおかげで昼食もスムーズにいただき、またボクはET3の良さを再確認しながら1日を終えるはずでいたところ、同行のET3が停電になるハプニングが帰路に起きた。

チラと見えるカブ号のKさんの案内で美味いそばをいただいく。

参加はハイテクなベスパにライダーもハイテク暖房ウエアは謎友君のGTS、白いPXはshinさん。mantaさんのET3、奥にLML150、右が久々のロングへ駆りだしたボクのET3。
純和風に147は店主のクルマとのこと。
初参加 のFL1はブラックアウト化したホイールに黒ビチューボが新鮮に見えた。ご自分で入れたピンストライプが「ロータスJPSだ」との声は旧いボクだけ・・・
「楽し過ぎ!」とのメールをもらう。

ヘッドライトからテール、ストップもホーンもいっさい作動しない。エンジンだけは元気にかかる。バルブが切れてブレーキを踏むとエンジンが停止する・・・、50sで聞いていたがボクにはその経験がなく、そんなことはET3ではないらしい。

そもそも電気系がさっぱり。皆さんも同じ。「ひとまず、手持ちのテールバルブを交換してみよう」と試みた。回転を上げると瞬く間に切れた。

つながっているヘッドライトとテ−ルバルブのどちらかが切れた場合、過電流で双方とも切れてしまうことは、モンキーでかつて経験したことがある。おそらくこの症状に間違いないと皆さんも思った。

ところがベスパの発電回路はライトなどとホーンとは別回路ではなかったのか? これが頭に引っかかり、発電マグネットのトラブルも考えられた。しかし全停電はどうもおかしい。

そうこうしている中、謎友君がベスパのエキスパートへ電話。やはり切れたことによる過電流の疑い濃厚? ということで手持ちがなくなったバルブ交換のために彼の自宅へ伺う。

へッドライトとテ−ルバルブを新品へ交換してめでたく復帰。MさんのET3は購入先のショップでヘッドライト常時点灯に改造したらしく、高回転多用でライトへ負担がかかって切れたと見るべきなのだろうか? 

明日は我が身だ。教えられたのは、へッドライトとテ−ルバルブのどちらかが切れた場合、テスターがあればバルブ切れの判断ができるが、双方とも同時に交換しないかぎり、一瞬で切れてしまう点だ。

帰宅してから配線図を見た。ヘッドライト(+テール側)とブレーキの発電回路は別。ところがアース側は共用している。ライト系のバルブが切れたことでブレーキもホーンもうんともすんとも言わなくなるのが、どのような仕組みでこうなるのか? 勉強不足でわからない。

ボクはスペアにへッドライトバルブを積んでいなかったから、早速サイドケースに入れておいた。本日の走行は120km。ET3は感心するぐらいに軽快そのものだった。


CDI ユニットを点検中のMさんとまだ2000kmのET3。
Rallyとランブ、ハーレーが住む謎友宅ガレージへ移動。
結局は全部のバルブを新品へ交換することで復活。大事にならず良かった。
やや戻り、R299芦ヶ久保「道の駅」はすでに春の様子。なんと梅が満開。2月とは思えないツーリングだった。
「これはもう 春ツーと呼びたい!」。
9443km
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