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Vespa 125 ET3 Primavera
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シフトアウター交換−4 (2007.10/21)

雨の休日を待っていたら、いつまで経っても進まない。今日は交換したアウターの長さを調整する。

前ページでも書いたが、ウチのET3はレストア時にアウターも交換されていると勝手に想像していた。ところが抜いたアウターは色分けがしてあったこと、2本が金具で繋いであったこと(レストア時は使用しないと聞いている)、交換動機になった皮膜の破損具合などから再使用したものだと思う。

そうと最初からわかっていたら、新旧アウターの長さは簡単に決められた。旧アウターの長さに新アウターを合わせれば良いのだ。また途中で繋いである連結金具は重要なパーツでもある。

アウターの長さを決めるには、どうしてもライトケース内の白いブラケットにアウター先端をキチンと収めなくてはならない。これが大苦戦。アップとダウン側、スロットル側の3ツへアウターだけを差し込むのことが至難の業なのだ。スペースが狭すぎる。

スロットル側はワイヤーを残してあるので、シフト側へダミーのワイヤーを差し込み、ブラケットへセット。後ろへ回ってエンジン側でアウター長を決定。

と書くのは簡単だが、ブラケットへアウター先端だけを差し込むのは上記方法以外、絶対に無理だと思う。ワイヤーを入れ、それをガイドにしてアウターを差し込む。この時、初めて連結金具の重要性を知った。

エンジン側で固定していないアウター&ワイヤーは、たとえブラケットで固定してあっても、シフトグリップを回せばブラケットよりアウターだけが簡単に外れてしまう(下がってしまう)。いったん外れた場合、「摘まんで入れる」ことがとても困難。この時、2本が連結金具で繋いであると、一本だけを「摘む」ことで2本の「高さ」が揃う。ブラケットへ入れ易い。

なんだかわかりにくい文章となってしまったが、鬼門のブラケットへはちゃんと収めることができた。あとはリア側の調整だけで済む。

短く切ったダミーのワイヤーを通し、それをガイドにしてブラケットへ収めた。
アウター長が決まったところで末端をきちんと処理しておく。いいかげんにやったところ、抵抗ができた。黒テープはアップ側のマーキング。
新しいワイヤーを入れる。
何度も試したがタイコがうまく収まらない。
なんと斜めカットの新品不良品。このために時間だけがかかり、テンションが落ちた。

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