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Vespa 125 ET3 Primavera
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ワイヤー処理をキレイに(2003.8/29)


ついに、ワイヤーカッターを買ってくる。ついに・・・と言うのは、今までそれほど必要性がないと思っていたからだ。bQ0でさんざん手間がかかり苦戦。「うーん、やっぱりベスパには必需品か・・・」と思い直した。

今までのワイヤーカッター(と言うより単なるカッター。これは・・・)でカットした場合、切断面がバラけてほつれる。指先が危険だ。それよりもっと大事なのが、アウターから抜く際、スム-ズに引き抜くことができなくなった。ワイヤーエンドのストッパーも入らなくなる。これにはほどほど困った。


ノーマルなカッターではこんな状態に切れてしまう。いや、切れればいい
ほうで、1発では絶対にうまくいかない。いら立つ・・・


切断面をキレイにカットする方法として、その部分に前もってハンダを盛っておくとバラけることなくうまくいく。ところがなのだ。アウターにいったん通したワイヤーはグリスまみれになっている。ハンダを盛るために、脱脂をよほどキチンを処理しておかなければハンダが流れてくれない。

これがイヤなら、抜いた古いワイヤーの長さに新品をあらかじめカットしておけばOK! 途中で切れてしまったらこの技も使えないし、だいいち、ハンダコテの予熱や(このために古い油分が流れ出してくる)、その作業がメンドーくさいではないか。

刃先が合致しているのが今までのワイヤーカッターだ。新規購入のはハサミのように交差している。交差していることによって、切断面がほつれることなくカットできる謎はこうだ・・・

刃先形状が草刈用の釜のようになっており、左右の刃先を開くと丸い空間ができる。ここにワイヤーを通す。カット段階でワイヤーを押しつぶししても刃形状が○のため、力を分散してワイヤーを均一に切断できる。つまり、バラバラにならない仕組み。一方、単に刃先が合致するタイプは左右から押しつぶすのみ。これではイカンわけだ。ひたすら納得・・・

ベスパでは頻繁に使用できると思う。


今までのとニューバージョンのワイヤーカッター(左)。
切断能力は3mm径まで。正式名称は「ワイヤーロープカッター」という
やってみました・・・
なるほど。感激するほどキレイに切れた。妙に嬉しい。
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