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Vespa 125 ET3 Primavera
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テールライトのスモール化-2(2003.9/10)


単にリフレクターに「枠」があることと、レンズカットがやや違うだけで、うん万円も出して「本物」のテールライトを購入するアホらしさもない。そこで、「リプロ」のレンズより、リフレクター部分のみだけをカット。「本物」に移植。「リプロ」のヤレたメッキボディは、ボディカラーにペイントする。ベースのゴムパッキンは痛手だがこの際、新規購入・・・

インチキなアヤシゲ版テールライトを作ってみようと思う。決して「お金がない・・・」わけではないのだ?

まずは、リフレクターだけを切り出す。ノコギリやカッターナイフでは陽が暮れてしまう。愛用のリューターに小型ノコ歯を取り付けて切り出した。プラスチックは熱に溶ける。かなり臭い。

リューターは「PROXXON製」。100V→12Vに変圧し、最高回転20000rpmを速度微調整できる優れもの。もう忘れるぐらい使用しているが、鉄板やプラスチックの切断・研磨はもちろん、コップにガラス彫刻もできる。その気になれば、歯垢だって取れる。これがあるとなにかと便利。一家に1台ですなぁ・・・

リューターで切り出したリフレクター。途中でふと気がついた。レンズと1体に見えた「リプロ」のリフレクターは接着剤で着いていたのだ。周辺を削らないとパカッと取れない。ビットに交換したリューターで削り取る。

リフレクターを「本物」のレンズにこのまま取り付ければ完成。これでは芸がない。「リフレクターのフレーム(枠)も作ってやろうじゃん。どうせなら・・・」と欲が出る。いや、暴挙にでる。オリジナルの材質はアルミか、ごく普通のユニクロメッキをかけた物らしい。

代用品かなにかあるかと探すとあった。缶ビールがアルミ。サイズを合わして叩いてみる。やかんだって腕がある職人が叩き出している。お見事に失敗。カーブの箇所がうまく整形できなかった。だいいち、あまりにも厚みが薄過い。オールアルミなのにビールが安いわけだ。

次にメッキを生かすように造るなら、洋白板。これは鉄道模型をやっている方は常用している金属の板で、ハンダが流れ、なんと言っても磨きでメッキ状態に持っていける。ホワイトモデルカー造りで材料はある。

しかしこれも頭の中で想うほど、叩きだせないのだ。コツか熟練を要さないと、叩き出すなんての技は不可能と判断。ど素人にはハードルが高かった。


で、見つけたのがパーツボックス。プラなら加工し易い。フタ部分の4隅をカットして接ぎ合わせる。フレームが作れる。安易なアイデア作戦だ。
最初っから隅のカーブが再現してあるのはラクだ。これもリューターでカット後、アロンアルファで接着。
リューターとサンドペーパーで修正。アロンアルファはプラを溶かし、継ぎ目は消えてくれる。あとは例によって例のごとく、安物のスプレーでペイントするのみ。
サーフェーサーで拾い、シルバーを吹く。あえてクリアーはのせなかった。
おおおっ できた!「本物」にONしてみた。こうなります。
こんなアホなことをやっている方はいるんだろうか? ネックは「バカらしいと思わないこと・・・」、これにつきる。決して「我に返らないこと」も・・・
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