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Vespa 125 ET3 Primavera
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なんと、シューが交換できない(2003.9/20)

先週末はクルマにとことん乗ったから、今週はベスパに乗ろうと思っていたところに台風が接近中・・・。昨日から雨。時間ができたので、テールライトのパッキンと同時に購入したリアーのブレーキシューを交換する。本当はもうちょい乗ってからやろうと思っていたところ、雨では絶好の交換チャンスではないか。

購入後にドラムを1度開けてある。シューのスリットがハデに刻んであった。そのせいかわからんか、踏み応えがないような気がした。ワイヤーを強めに張り、50sと同程度まで効くようになる。ところが今度は、踏んだとたんにゴッーという異音が発生。気分が悪い。「こりゃ新品に交換しちゃえ」と、朝よりとりかかる。


ET3のリア側は幅25mm。50s(19mm)と比較しても制動力に勝る
装備だ。価格はオークショ経由で、¥1580なり。
スリットは3本刻んだ。表面と角をヤスリで落としておく。
マフラーを外してやっとタイヤが外せるのは、いつになってもメンドー臭い。
ありゃ ない。シューの固定用Ω型クリップが片方消えていた。以前に分解した覚えがないから、最初っからなかったのか?異音の原因がこれだとしたら、最近外れたのかもしれない?


ここまでの作業は順調。新旧のシューを比較していて、ハッと気がつく。形状がやや違っていそうと思った。とりあえず、取り付けてみる。ドラムのバックプレートから出ているピン(シャフト)の穴にシューの穴が入らないではないか? 片方はすんなり入った。リーマーでぐりぐりすれば、なんとかはなりそう。なにせイタリアですから・・・(笑)。

それより重大な事実が発覚する。な なんと、新品のシューの形状が部分的にまったく違っていたことが判明。うーん、ここまで来たのに・・・


オリジナル(右)との比較。新品は支点となるピンへの挿入部分が倍の幅
もある。このままではΩクリップを引っ掛けることがNG。


ビニール袋に「PK-PX・・・」と書いてあったから、「ET3と共通なんだ・・・」、が油断? それとも入手後、わざわざドラムを外して確認しなかったボクがいけなかったのだろうか? いや、現実的にそんなコトは不可能なはずだ。

確かに形状はそっくり。グラインダーで削ろうかと思った。が、現物合わせのうえ、大変な作業になるのであきらめることにする。元のシューを研磨し、再使用の道しかなかった。



ベスパでパーツを入手するには、ショップに出向くか、または郵送してもらう。もう一つは、インターネット通販を利用する・オークション経由で入手する・・・このパターンが大半ではないだろうか? 特にショップが近くにざらにないベスパは、ネットが超便利だ。

50s版でも書いたが、高い純正品にコダわらず、使用できれば社外品でもボクは歓迎する。安価で購入できる。今回のブレーキシューは、某オークション経由だ。以前取引があったため、評価に無関係な「オークション外」として直メールを送った。

不特定多数の方と取引を行っている都合上、万一のミス発送の事情も理解できる。しかし、この方とは今回も入れると3回めのミスとなる。最初の取引では、発注したパーツが送られて来なかった。違うパーツも届いたりした。今回もまたか・・・、なのだ。クレームのメールを送る。

さすがに3回の連続ミスは、「いいかげんな対応・・・」と判断せざるを得ないと思う。非常にガッカリする。「代替品を明日発送します・・・」、と何度かめのメールで返答を得たが、ルーズさに納得できそうもない。

今日は、分解したまま立ちくらみがくるほど途方に暮れた。腹が立ってしょうがない。


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