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Vespa 125 ET3 Primavera
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シフトが固い(2004.1/5)


クラッチとシフトワイヤーを交換後、今年の初乗りを兼ねてテストランに出る。しばらく走って異変に気づいた。なんとメーターが不動だ。うんともすんとも動かない。

薄ら覚えだが、50sのスピードメーターケーブルはメーター裏にネジ込みのはず。ET3はパチンとワンタッチタイプ。これはキチンと差し込んだような気がする。おそらくホイールのドラム側だと思い、路肩に停まって調べる。

案の定だった。メーターケーブルを固定している板状の金具を緩め、ケーブルをギヤケースの奥まで差し込んでみたら解決。単純に差し込み不足だったようだ。通りかかったおばちゃんに、「大丈夫ですか・・・?」を声をかけられる。路肩でメットを被ったままレンチを握っていれば大トラブルと思ったのだろう? なんとなく嬉しかった。

それはそうと、以前より不思議に思っていたのがこの金具。ケーブルを挿入し、なんのヘンテツもなさそうな金具で止めるのみで、何故ワイヤーが固定できるのかがわからない。

クラッチのステン化+テフロンアウターへの交換は大正解。以前と比較しても、超がつくほどスムーズに作動する。引きも随分と軽くなった。信号待ちでニュートラルをミスっても我慢ができる。

前後するが、ボクは暖機を一切せず、いきなり走り出すことが多い。この場合、1・2速がややカブり気味傾向になる。しばらく走ると吹け上がりに差が出る。外気の影響もあるとは思うが、暖気は必要かも知れない。



クラッチは非常に良かった。良いことばかりではないのがシフト側。問題ができた。アップ側(増速)がやけに固かった。グリップを捻るのがとても重く感じた。どうやらワイヤーを張りすぎたようだ。ダウン側はグリップ上で若干の遊びがある。アップ側はほとんどない。ギアが中途半端に入ったりする。

これまでの浅い経験上、シフトワイヤーを張り過ぎる→重くなる・ギア抜けする。ワイヤーの遊びが多い→軽くはなるが、やっぱりギア抜けする。

適度な遊びにセットした場合、グリップの軽減は別としてギア抜けがほとんで発生しないことがわかった(あくまでもボクのレベルで)。

それで想い出した。ベスパのセールスポイントに、「新車のうちは少しギアチェンジが固いですが、使い込む事により素晴らしいギアチェンジのフィーリングを楽しめます・・・」と書いてある。

これはどういうことなのか? 使い込んでワイヤーに伸びが出るということなのだろうか? それとも、例のセレクターが磨耗してスムーズになるということか?

ワイヤーが伸びるまで待てない。帰宅後、速攻で遊びを調整した。


こんな物はいかが? Vespaのワッペン。
知人が毎年贈ってくれる卓上カレンダーに付けてくれた。
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