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Vespa 125 ET3 Primavera
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リアタイヤを新品に (2004.3/6)


このまま春になってしまうのだろうか・・・? と思っていたら3月になり冬が来たように寒いのだ。青空レストアラーの方はさぞかし大変だろう。ウチは狭いながらも、外気をシャットアウトできる点が恵まれている。今日は夕方より前から気になっていたタイヤを交換することにする。

ベスパは加重があるリア側のタイヤが早く磨耗するようだ。ウチにET3がやって来た時から、リア側の方が減っていることを確認していた。試しに新旧タイヤの「山」をノギスで測ってみる。このような場合、2台とも同銘柄のMICHELIN は判別し易い。

MICHELIN
S1
ET−3 50s
・新品 5.0mm
・前 4.0 4.8
・後 1.9 4.4

新品の5mm山に対し、50sはほとんど減っていなかった。ET3はご覧のようにリア側はブルーな状態。50sの未使用スペアタイヤをホワイトリボンに交換。ET−3のスペアも新品なので、前後ともこれに入れ替えるつもりでいたが、前側のタイヤを捨てるにはまだまだ惜しい。リア側のみ交換しよう。

待てよ。こんな事はいけないのだろうか? 前後とも新品のほうがバランスが保てる気がする。でも極限のレースをやるわけではない。まだ使用できるタイヤをおいそれと廃棄するのも忍びない。減ってきた時点で交換すれば良いだろうと思う。


まずはマフラーから・・・
新旧タイヤの比較。右が捨てられるリア側。残り2mmでもケチなボクは微妙に迷う。
プシューとバルブのムシを抜く。「空気」の臭いがした。
合わせホイールを分離。☆型にナットを外す。
こじる。
外れた。

リムの分離は驚くほど簡単だった。あっけなかった。ホンキで構えたのを損した。さすがにアルミホイールだ。リム内のサビがまったくないため、タイヤビ−トとの癒着がない。タイヤレバー1本でOK。重量はともかく、アルミホイールのメリットを感じる。

デメリットもある。掃除が非常にしにくい。リブが多くて汚れが溜まる。溜まっても指が入らない。

サイトのBBSに「タイヤレバーの使い方」の質問が書き込まれた。読んだ来訪者の方が、「Cクランプ」を補助にするとレバー1本で外すことができるとの返答。なるほど・・・。木工をやっている方は「C」より、「Fクランプ」を多用するが、こんな使い方に感心。

レバーだけの場合、上の写真のように1本を差し込んだ後、キープしながら隙間にもう1本を刺す。同じ手順で外周に添い、序々に移動させてあげればリムとタイヤに隙間が生まれ、パカッとリムが外れてくる(浮かんでくる)。潤滑スプレーか石鹸水が有効だ。

この時、リム内部がサビていると、なかなかリムが動いてくれない。労力のハイライトはここにある。スチールホイールの50sはこの部分に薄くグリスを塗っておいてから組んだ。


せっかくだから、リフレッシュしてあげる。
チューブを入れ新品タイヤを組む。S1は進行マーク→が右側にある。
カメラマンとの一人二役は忙しい。
労力と満足感のバランスが妙だ。組みあがりに記念撮影しておく。
あとはマフラーだけ・・・
やっぱり新品タイヤは良いなぁ。暫くは交換せずに行けそう。
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