ベスピーノを探せ!
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Vespa 125 ET3 Primavera
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不機嫌なアイドリング (2004.3/28)


桜がほぼ満開の様子。お花見に行こうと予定したところ、ウチの奥さんが風邪をひいてダウン。クルマでもイジるつもりでいたが、この陽気にベスパに乗ったほうが愉しい。今年初の奥多摩湖へ行ってくる。


近くの公園は今が見所。ET3に桜を見せるのは初めて。
奥多摩湖はまだ梅のシーズンだ。

2輪は季節を感じることができる。あれほど寒かった風が今日はもう春らしい。冬眠していたライダー達がゾロゾロ出てきていた。気分は最高にグッドな感じ・・・だったのだが、近頃どうも「アイドリングが低すぎるようだ・・・」と感じていた。今日はこれが裏目に出てしまう。ストールすること数回・・・

「はて? ストップバルブが切れたかな?」と疑った。最初は。

しかしそれは違う。ストールの仕草がイキナリではない。止まりそうで止まらない・・・止まった。こんな感じだった。

このような場合、キャブのスロージェット詰まりを疑うのが順当。上の回転はキレイに吹け上がるので、おそらくそうだろうと見当をつける。そう言えば、ウチにやってきてからキャブだけは手を着けていなかった部分。1度はきっちりOH しようと思っていた。

ベスパのキャブは部品点数も少なく、わりとお手軽にOH できる。キッカケさえあれば・・・だ。実は今回のOH は誠にかっこ悪いキッカケだった。

帰宅後、車載状態でなんとかしようとスロージェットを外した。戻す段階になり、なんとキャブ部屋にポロリと落としてしまったのだ。狭くて拾えなくなった。「いっそうのこと、OH しちぇ・・・」しかなかったのだ。


最初に燃料タンクを外す。このアクセスが1番面倒くさい。
19mmキャブはやはり大きい。50sのプラと比べ、金属製のエアクリBOXは造りが美しく感じる。まさにピアノ・・・。構造は50sとまったく同じ。中央のコッパー色のが落ちたスロージェットだ。

タンクを下ろし、チョークワイヤー・スロットルワイヤーの順に外し、ひとまずキャブを外しておいた。キャブ側のスロットルワイヤーの調整部分はネジ式だけの50sと異なり、Wナットタイプが使われていた。ひとまず保管する。


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