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Vespa 125 ET3 Primavera
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シャープレバーを作る (2005.5/14)

初期モデルに使用されている「シャープレバー」を、50sにかつて取り付けみた。いや、付けたのは付けたのだが速攻で外してしまったのだ。たしかに旧いモデルのようでスタイル的にスマートな感じはする。・・・が、ボクの手には馴染まなかった。

レバーエンドがナイフでは歩行者に危険。感じたメーカーが大きなボール形状へ改善したのだろうとは思う。単純に安全対策を施しただけはなく、握る部分の形状も異なっている。オリジナルレバーはかなり湾曲し、指へ当たる面積もその部分のみ厚く広く、握った感触に違和感がない。メーカー製は良くできている。

一方の「シャープレバー」はほぼ直線的。肉厚がとても薄い。指が痛くなって困る。さらに開き具合も大きかった。完全にパーへしないと握れないほど過大なストロークだ。

あれからクラッチのほうは引きが改善され、ET3に移植してみようかとも思ったが、余っているレバーから「WコピーWシャープレバー」を遊びで造ってみる。

実は以前に途中まで手をつけたまま放棄したもの。先端部分に「巣穴」が現れ、危険そうなので投げ出してしまったのだ。


大雑把に削る。
アルミは削り易いが、熱が出る。
およその形になってきた。
平ヤスリでも削る。
ひたすら・・・


アルミは非常に削り易かったが、グラインダーでは持っている手が熱くなってくる。削り粉も出る。ようはボールエンドを小さな形状に削り込むば良いわけだ。しかし、むやみに細くしてはなんの意味もない。

オリジナルの握る部分を残しつつ、細身に加工する。・・・と頭の中で描いていても、たいがいは途中で飽きてしまうか、アホらしくなって投げ出してしまう。ズボラなボクは大雑把に 一心で 削りこんだ。平ヤスリでだいたいの形にしたあと、耐水ペーパーを当てる。最終的には#1500で仕上げた。

随分と削った気がして計りにかけてみる。なんと、たった10gの軽量。ん これだけ? 

コンパウンド仕上げを短時間に済ましたい場合、とにもかくも耐水ペーパーをきっちりかけておくと楽だ。青棒で鏡面仕上げにしようかとも考えたが、なにもそこまでする必要もない気がする。


下が加工したWシャープレバーもどきW。シャープと言えばすごくシャープだ。
7855km
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