Restoration work ....Page1 .
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Primavera ET3






04年9月、2輪で初の事故と遭遇。ET3は破損してしまった。
国産スクーターのプラスチックと異なり、オールスチールのベスパはクルマと同様な作業行程が必用。
迷うことなく、ベスパならここの「KANEBANさん」にレストアをお願いした。
いただいたCDには分解から加工、塗装のレストア行程を順次収めてあり、素人にはなかなかお目にかかれない細部が撮影されていて大変興味深い。その作業行程を掲載します(転載許可済)。
※コメントはこちらで勝手につけたもの。


転倒による破損部分は右レッグシールドとフロントのフェンダー、エンジンカバー等・・・
細かいところではライトリム、ミラーも傷ついてしまった。当然ウインカーも破損した。

全体的に致命的なダメージはないものの、精神的な落ち込みのほうが大きかった。


順序的にハンドル外しが最初の作業なのだろう。
右レッグ部分がご覧のようにブーメランに曲がってしまった。膝の打撲が軽かったのはクッションとなったスペアタイヤのおかげだと思う。
ハンドルとフロントタイヤの位置に狂いが生じたが、フォーク曲がりではなく、ヘッドナットの緩みでひと安心。NARIKAWAの純正を示すステッカーが消えるのは哀しい・・・



全バラ・分解中です。すでにフォークは抜かれている。自在リフターからニョキと出ているアームでガッチリと固定しての作業だ。
これが我が家にあれば・・・




左写真から30分も経っていないことに驚く。外したパーツ類はどうするのだろうか? アホな質問をしたところ、ダンボール箱で一括保管。ボクはビニール袋にマーキングしたが、ネジ・ナット等をいちいち見なくてもどこのかがわかるのが素人とえらく違う。




はて なんでしょう? このカットはリアボディの裏側を剥離作業中。ほんとうにドンガラだ。
出てますね。ないと思っていたサビが・・・



板金と剥離がほぼ終了した。ボディ以外のパーツはまったくない。
ホーン下あたり中央に凹ました部分が出現。実は以前にクラッシュした様子。
フロントフェンダーが圧してしまったたのだろうか?
念のためにフレームを測ってくれたが正常とのこと。

叩く板金作業がNGな箇所を前業者はパテ処理した模様だ。ここにリングを溶接する。





スライディンハンマーで引っ張っ出して整形。見える箇所でもなく、ゴマかしてもわかないとは思うが、この姿勢が嬉しい。
フロアがスタンドによって波打ってくる。
「KANEBAN」さんでは裏に補強板を追加溶接するのがスタンドートとのこと。フロア裏側に薄っすらと錆が繁殖していた。ベスパではこれがスタンドートだ。
なるほど。スタンドと四角いストッパーが当たる部分が強化されたのがわかる。
左の黒い穴はリアブレーキの取り付け部分。

板金と下加工が終了。見事に叩きだされている。この後、ブラストの行程に入る。うかがった時はこの段階だった。
最初っからブラストしないのは下地へのダメージ考慮からだろうとは思うが、素人のレストアラーにとって一番辛い行程がここだろう。



ブラスト後は速攻でサーフェサーを。このカットでは本気で塗っていそうもなく、パラパラとテスト吹きのように見える。ボディ表面の凸凹を拾うためかも知れない・・・?


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