ベスピーノを探せ!
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Vespa 125 ET3 Primavera
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何故? ET3(2003.6/14)


唐突に2台目のスモールベスパが欲しいと思った。第一の理由は、ウチの50sのギア比が合っていないと感じていたからで、ボクの75ccの場合(マロッシはかなり高圧縮比)、1・2速はすぐに吹け切り、シフトアップが忙しい。街中ではかえって扱いにくかった。トップギアの回転数(音)も高い気がした。

矛盾するかも知れないが、3速・4速のトルク感は個人的には好きなほう。4速はどこまでも引っ張ることができる気がする。そんな意味では、3→4速のギア比は合っているのだろうか。

ところがおもしろいものだ。その日の気分や信号が少ない道路状況によって、「扱いずらい」と感じない時もある。サンダルとして、コミューターとして1台の50sで充分愉しいし、こと足りるはずだ(ただし、軽快に乗りたい場合はライトチューンは必須)。

「そこになんでまたもう1台を・・・」、と言われるかも知れない。ベスパには、ワガママなオーナーのために一次減速ギアを交換するキットが用意されている。定番で「2.8」のギア、人によって「3.7」がジャストとも聞く。なんともコレがあやふや・・・

低回転でパンチを求めると、上の回転が曖昧になる。キャブやボアアップの排気量によっても異なり、どうもこの一次減速ギアの交換は実際に組んでみないと答えが出ないらしい。リスクが重そうではないか・・・

最近になり、スペアの50sノーマルエンジンを入手。ボクの使用途から「3.7」を組み、100&ET3の19キャブに載せ替える計画を立てた。実際に、「3.7ギア」をネットで発注してみた。ところが何かのミスか、返答が来なかった。そんなわけでこの計画も中断。

最良の方法を考える。パワーもあってギア比が適切なET3のエンジンをそのままスワップしてしまうのが1番手っ取り早い。そんなウマい話は、降って湧いたようにないものだ。

で、ET3そのものを購入する計画を立てる。ボディがボロでも「ヤレ」としてガンガン乗ってやろう・・・。最悪の際はエンジンの流用が利くことだし、私的にあのダイキャストホイールのデザインにも魅せられた。

ET−3に決めたもう一つの理由がある。立て続けて我が家のバイクを全部処分、置ける空きスペースが生まれたこと。それにビンテージシリーズの生産が終了してしまった今、タマ数が限られるET3だけは今後入手困難になるような気がする。今現在もET3はかなり強気の価格で取引され、探す頃になって高騰・高嶺の花になっていることも考えられる。

・・・とまぁ、いかにも自分に都合がいい購入動機ですな。

と思いながら、時間だけが空を飛んで行った。その頃だった。「入手できそうな!?」気配が・・・してきた。



50sとは大きく異なるET3のメーター周り。魅力的な白メーターに交換されている。
カウントは3863km。以前の距離を加えると8000km前後?
これから何キロカウントするのだろうか?








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