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Vespa 125 ET3 Primavera
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再びCワイヤーのステン化 (2005.6/27)

レストア後、クラッチが非常に重くなった。アウターとインナーが新品では無理はないなぁ・・・と思う。ベスパの新車はこんな感じなのだろう。と書くより、もともとテフロンコートされた自転車用アウターへ交換していたから、その差を強く感じたのかも知れない。

結局は軟弱に耐えきれず、せっかく交換してくれたアウターを自転車用へとまた戻すことにした。効果大だ。ウソのように軽くなる。

しかし、それでも50sから乗り換えると、まだまだ重く感じる。クラッチレバーの重さはスモールの場合、ボディ内の引き回しに問題があると思う。アウター内径に、より細い線径のインナーを組み合わせるが1番のベスト。50sは純正よりやや細いインナーへ交換しただけで軽く引ける。

ET3もステンレス化しようと思いつつも手持ちがなかった。そんな矢先、サイト来訪者の方が通販で購入できること教えてくれた。Webを早速開いてみる。

たくさんのサイクルパーツが並んでいた。MTB用のステンレス製ブレーキワイヤーは、¥200そこそこ。かなり安価だ。ところが送料やら送金をプラスした場合、商品価格の5倍もかかる。うーん 現実的ではないな・・・考え込んでしまった。

この通販サイクルショップは、なんとチェーン店で近所にあることが判明。直売で購入がOKか。・・・と喜んだのも束の間。パーツ販売はネットのみと書いてあるではないか。

どうやら受注後、メーカーへ発注して納品するシステムらしい。なるほど、在庫品をストックしないのが今流?

そんなこんなで後手にしていたある日、近所に新規オープンしたホームセンターで、もはや幻と思っていたステンレス製ブレーキワイヤーを発見する。ついでに覘いてみて良かった。2m長で¥312なり。ベスパにピッタリ。即、購入してくる。


パッケージが異なるが、50sのと同じメーカー製。キャッチフレーズを信じたい。

ノギスで線径を測ったところ、50sのが1・6mmΦに対し、微妙にやや細い。貼ってあるラベルは同じだから、気にしないことにして早速タイコの加工にかかる。


電工用スリーブにワイヤー穴と割りを入れる。3度目はお手のモノ。
太くなった。

過去の失敗からハンダで合体してみたが、何度なくやってみても流れてくれない。タイコの材質もステンレスのよう。切り込みを入れた割りの部分のみ、ハンダを流し、このまま交換する。

今回はメーターを外さず、レバー側より送ってみる。

ワイヤーをCレバー側から入れた場合、ハンドル内でアウターが直角になっているため、ここより先に進まず慌てる。プライヤー等でハンドル内のアウターを固定してあげればスムーズに入る。ここの難問だけクリアーできれば、あとはすんなりだ。線径が細いぶん、たいへん入りやすかった。

試走に出る。やっぱりベストな組み合わせだと思う。クラッチレバーを握っていき、キックに抵抗感がなくなる境がわからないほど軽くなった。

しかし、しかし・・・またも、リアブレーキ鳴きが再発。もはやバンザイだ! やれやれ・・・

8144km
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