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Vespa 125 ET3 Primavera
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ブレーキ鳴きの呪縛 (2005.9/7)

「ブレーキ 鳴き」とネット検索してみたところ、停止している物体へ回転している物体を押し付けると共振して必ず音を発するとのことだ。またドラムカバーとブレーキシューが接触する際、回転方向だけではなく横方向にも動いて(ブレて)共振してしまう。

共振した音は人間の耳に不快かどうかで「鳴き」となって聞こえるようだ。不快感を発しない共振音におさめれば良いことになる。しかしそんなことはできっこない。

鳴き対策として専用のブレーキグリスが発売されている。ただこの商品、その場かぎりで評判がよろしくなかった。鳴いてしまうクルマで困っている方が多いのには驚いた。持続して一ヶ月、また再発してしまう。

たいがい、他社製品のパッドへ交換すると治る場合が多いらしい。相性でもあるのだろうか? 

ベスパはどうだろう。おそらく各社で揃えてくれても、購入側で発売会社を選べるほど充実はしてはいない感じがする。やはり、シューの角を丸めて「当たり」を付けるのが一般的。

そこでまだ手ぬるかったと考え、シューを外して研磨してみた。なにしろ、やってきた時からウチのET3はナニかにとりつかれているように鳴き呪縛から解放されないのだ。50sはまったく鳴かない。外して研磨を何回繰り返したことやら・・・


新品を買う勇気がなく、気を取り直して分解する。
角をさらに落とす。走らずにどんどん減ってゆく。

研磨と書いても平ヤスリで軽く表面を慣らし、横部分の角をさらに削りこんでみた。ドラムカバーとの接地面積が現象してしまう。鳴くよりはマシだ。

前回は上下逆に組んでみた。今回はまた元に戻す。ベスパはマフラー外し、センターボルトの順とかなり面倒な作業。はたして、最後の手形・・・効果があるのだろうか?


8816km
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