ベスピーノを探せ!
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Vespa 125 ET3 Primavera
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久しぶりに乗る (2005.12/10)

しばらくぶりの更新。お天気も良く、ET3に乗ってみた。

乗ってみた・・・と書くのはおかしい。笑える。P200Eに最近注いでいるため、乗る機会が少なくなった。ボクはクルマもめちゃめちゃ好きなので、クルマに接するとベスパに乗れない。ベスパに乗ればクルマが遠くなる。乗るのは人間ひとりだ。何台所有していても同じだ。週2日休みの方がうらやましい。

またボクは極端な?貧乏性のよう。動く機械はいつも動態でいないと気がすまないし、同じ位置で停止して置くことは機械にとっても良くはないはず。

代わり代わり乗ってあげれば良いことは分りきっている。この単純なことが人間にはできそうでできない動物だといつも思う。


P200Eを購入時、一番迷ったのはET3がかったるくなって乗れなくなる・・・と心配だった。しかしそんなことは無用。

やっぱりスモールET3は軽いなぁ。とても軽快だ。その点、Pはドンな感じがする。75ccの排気量差はあまり感じられない。たしかに温存するトルクがPにはある。ET3はパワーの限界まで軽やかに回ってくれ、右に左にワイディングを駆け上るのなら、絶対にET3のほうが操って愉しいと思うのだ。

逆に平坦なストレートはPのほうがラクチン。ここぞと言う時のパンチ力が良い。ただし、未だボクはPに乗りなれていない。


4時を過ぎると、とたんに寒くなる。陽が暮れるのが早いこと。


乗り心地が硬く感じた。路面状況でパンパン跳ねる。読んだカー雑誌で、ジャガーの絶妙な乗り心地は重量からくるとのこと。同じサス設定なら重量があるほうが勝るそうだ。Pのまろやかな乗り心地は+30kgの差から生まれていることに間違いはない。ET3の軽快なハンドリングが反面として出ている印象。

デカベスパPとET3ではレッグ部分の横幅が数センチほどPのほうが広い。狭い我が家ではこの差がアダになって表へ引っ張りだしにくくなった。この差が冬はおおいに助かる。足元へ受ける風がぜんぜん違っている。

この広さは風圧の面でも違う気がする。Pでまず最初に感じた部分。レッグ部分に当たる風はそのままストレートに顔面に持ち上がってくるのだろうと思う。同じ60km/hでもPのほうが風圧が強く感じる。

しかしET3とP200Eを乗ってみると、ぜんぜん違う方向性のベスパなんだと新たに感じた。音も違えばハンドルポジションも違う。ブレーキだってキューとジワ〜だ。

久しぶりに乗ってみたET3は、やっぱり良くできたベスパだと思う。

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