□注入してみたものの(2003.8/18)
ベスパのクラッチで、「けんしょう炎」になった人のことを聞いた。このまま行けば、確実になる。ワイヤーを抜いて、再度チャレンジする。
以前のこと、入れ替えたばかりのクラッチワイヤーがあまりにも長かった。ウチにあるワイヤーカッターでカットするとバラけてしまった。ワイヤーカッターは、刃先が交差しているタイプがベストらしい。
そこで、適当に長さを決めたところにハンダを盛ってカットする。キレイに切れてこれはイケる。しかし、ここの箇所が太くなってしまった。クラッチレバー側よりワイヤーを抜くことができなくなった。さらに、エンジン側のワイヤーストッパーの影響で「くの字」になっており、単にワイヤーを抜く作業だけでひと苦労。途中で引っかかり、うんともすんと言わず、一時は蒼くなる。
何度もヤスリがけして、やっと引っ張り出すことができた。また新品に交換したくはない。おかげで手は真っ黒け。
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僅かに見えるアウターに向け、注入する。注入量が見えるし、やっぱり
この方法が確実に「入れた感じ」。 |
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「引き回しに影響があるのかもしれない・・・」、フロアーの下でワイヤー
類を束ねているバンドから、クラッチワイヤーのみフリーにする。 |
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人によって異なると思うが、クラッチワイヤーの調整はボクの場合、エンジン側のレバーをめいいっぱい引き、ストッパーをかけて行っている。これだとクラッチレバーに遊びが多めについてしまうから、アジャスターで引くことにしている。
クラッチレバーの遊び調整は、クラッチレバーを握りながらキックを踏み降ろし、抵抗感がなくなる箇所がレバーの半分ほどの握り加減と一致するようにセットしている。好みの問題があるのだろう。このへンは・・・
さて課題の「重さ」・・・、「ま、多少は軽くスムーズになったかな?」程度。根本的に改善まで至らなかった。「こんなものか・・・どうか」もわからんし、1回はクラッチをAssyで抜き出して点検した方がよさそうかも知れない。
ヘンテコな「パワーレバー」に交換した前オーナーの切ない気持ちが理解できた気がする。
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