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Vespa 125 ET3 Primavera
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軟弱者のツーリング(2003.9/7)


「気軽なウエアで乗れるのも、最後なんだ・・・」、そう思うと早起きして走りに行きたくなった。目覚まし時計はセットしなかった。あえてしなかったのは、不覚にも寝坊したらそれはソレでよいと思った。軟弱者ですな・・・

ラッキーなことに6時に起きられる。外に出ると曇天の空だ。9月始めなのに寒いと感じる。これは困った。薄っぺらな T シャツの上に真っ赤なブルゾンを羽織る。

交通量が極端に少ない朝はほんとうに走りやすい。しかし、中に半袖の T シャツ1枚は失敗。なんとなく肌寒い気がする。ET3はすこぶる調子良かった。トップ回転が低いこと、これは精神的にラクチン。

ソフトボールが入る位にバカでかいマフラーが流行っている。ボクも若き頃は、「スポーツマフラー」を自分のクルマに着けていた。スロットルを離した際、吸い込むようなサウンドがヤル気にさせた。

ある日、このサウンドが耳障りに感じたのだ。人間はおかしなモノだと思う。例えば、妙に落込んだ時など静かなサウンドで鳴って欲しいと願うことがある。ところがこの「スポーツマフラー」、人間の精神状態にはおかまいなし・・・。いつも元気いっぱいなサウンドなのだ。

これはけっこう疲れる。かえって落込んでしまう。ET3の話に戻して、50sが元気印だからET3のマフラーはちょうどいい。

郊外に出る。ポツリと来た。「おいおい待てよ・・・」、泣きそうな空から降ってきたではないか。このまま引き返すか、どーするか迷う。こんなシチュエーションに雨・・・だよぉ。


コンビニに停めてしばし考える(しかも軒下に止めた)。画になりますなぁ・・・

で、引き返した。やっぱ軟弱です・・・。先週末の奥多摩ランにて、あそこはトンネルが多い。所々が湧き水で路面が濡れていた。蛇行しながら避けて通過したというのに、帰りのカネバンさんでドシャブリに遭ってしまった。ベスパだけは濡らしたくはない。

消化不良な、なんとなく中途半端だった早起きランは、あっけなく終了。ボクは2時間以上は走った気がしたが、意外と時は経っていなかった。
奥様は今もってまだ寝ていたんですから・・・

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