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Vespa 125 ET3 Primavera
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キ-のウッド化-1(2004.2/19)


非常におかしいが、ET3のメインキーにはキーホルダーの穴がしっかり開いているくせに、事実上は何んにも付かない。メーターガラスやその周辺が傷つく。

その「謎の穴」に、メーター当たらないサイズの小さなリングを付ける以外になさそうだ。シリコンで出来た物か、ヒモ状のキーホルダーなら傷つかないだろうが、こうすると今度はメーターが隠れることになる。やっぱりおかしい・・・。ちなみにキーホルダーは和製英語? あちらではキーリングと言う。

シャレたキーホルダーを付けるのはあきらめ、ホルダー部をウッド化してみようと思う。なによりもプラ部分の素材が悪い。愛想もない。作りが安っぽいではないか。キーのホルダー部をウッドに替えよう。替えると言っても、新たにキーそのものを製作するわけではなく、端材を切り出し、オリジナルにサンドイッチすれば簡単にウッド化が出来そうだ。

昔のMINI やVWなどに、ドアノブやウインドーレギュレーターハンドルをウッド化したOPパーツがあった。



WOと刻んであるのがメーカーだろうか? プラ素材は憮然として愛想がない。これはスペアのほう。
端材から作る。まずは外周をマーキング。サンドイッチするので2枚作る。握り部分の厚さは7mmだから、片方づつ約4mmを掘れば良い。木目は合わなくなるが、左右を張り合わせるつもり。
気長に彫刻刀で掘っても良いが、お手軽なトリマーで埋め込む穴を掘る。
ストレートビットの先端はこんな感じ。


「トリマー」 ん なに?・・・と思った方もおそらく居らっしゃると思う。木工用切削ツールのひとつ。ビットを替えることにより、ガラスを嵌める溝やエッジのアール、いろんだ装飾を掘ることが可能な電動ツール。昔だったらプロだけが愛用した物を、素人が容易く購入できるようになった。

彫刻刀で削るのでは時間がもったいない。電動ツールはペナルティっ・・・? いきなり勝負に出た感じっぽい。たまたま所有しているのでこっちを使う。トリマーなら瞬時に堀り下げられるのだ。ビットの突き出しをセットしておく。それ以上は掘ることはできないのだ。貫通のミスない。この作業だけなら、10秒もかからないスピードだ。

問題がある。大きな作動音と大量の粉塵が舞う点・・・。深夜は近所迷惑だ。


トリマーの切削は上下ではなく回転する。ドリルと同じ。このようにセットした一定の深さで掘ることができる。木工ワークでは蝶番(ヒンジ)の埋め込みに利用するのが定番。
試しにキーを埋めてみる。ピッタリビンゴ。
Fクランプを使用し、木工ボンドで圧着する。最近の接着力はやけに強力になった。墨線は元サイズの目安だ。
あとはペーパーがけとニス塗りを行う予定。いかに簡単に削るかを考えないと・・・
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