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Vespa 125 ET3 Primavera
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キ-のウッド化-2 (2004.2/23)


冬の峠は終わったよう。日中はかなり暖かい。メインキーにサンドイッチした端材をノコギリでカットする。鉋(かんな)とノコギリが使えるようになれば一人前とよく言われる。サンデーDIYer はそう極端に習う必要はないと思うが、ボクは上手く使えるまで至っていない。

昔の大工職人はほとんどを手作業で家を建てた。現在になると、ハンマーで釘を打つのは死語かもしれない。ほぼ100%が電動ツールを使用する。鉋もノコギリも、全てこれになった。これから職人になる方は、最初っからこっちのコツを掴むように教えられるのだろう。

熟練をそれほど必要としなくなった代わり、素人DIYer は大歓迎。ホームセンターで何もかも揃う。90度の直角切りが正確にできる。それでもまだまだ熟練技に頼る部分が多い。だから木工ワークは愉しいと思う。


およそにカットした。木材はSPFと呼ばれるパイン材の一種。安価で購入できる。木目を生かす場合は適さないが、手元にあったので使ってみた。
彫刻刀では思うように削れない。ごく普通のナイフで形造る。けっこう柔いくてラクチン。こんな事をやるのは久しぶりだ。無心になれる。
だいたいの形になってきた。木目が美しい。


ナイフで削ると言ってもけっこうツライ作業。やっているうちに宗教的修行の気分になる。手持ちの粗いサンドペーパーを使ってみたところ、意外とスピーディに形になることが判明。こんな作業はなかなか愉しい。当てている時デザインも考えたが、結局はごくマトモなデザインだ。半分は遊び。こんなもんで良しとする。


オイルステイン(着色塗料)で色をつけてから、1回目のニス塗り。木材はあっと言う間に吸い込む。サンディングを繰り返すことによってツヤが出る。

今日は本塗りを行う。明る過ぎたと思い、ウレタンの木工用ニスを塗ってみる。ライトオークと言うマホガニー似の色だ。なんとなくカントリー調な味に。

「走る」ことにまったく意味がないような・・・
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