ベスピーノを探せ!
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Vespa 125 ET3 Primavera
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行っちゃえ! 奥多摩周遊 (2004.5/2)


開通したと聞き、神のお告げと思って「奥多摩周遊道路」へ行ってくる。と聞いても、関東地方の方以外はピンと来ないかも知れないなぁ・・・。随分と昔に「奥多摩サーキット」として漫画の舞台になった。ボクは読んだことはないが、スーパーカー(懐!)がここで公道レースを繰り広げてしまう、漫画なら何でもできるスートリーだったようだ。

奥多摩湖は標高がある。ここはもっと高い。勾配の素晴らしいワイデイング・ロードが延々と続き、スペンサーや平(古いですね)になりたいライダーたちのメッカともなった。コーナーのパーキングにはギャラリーがひしめき合い、「いいとこ見せたい!」ハングオンのライダーがクルマの目の前に現れてヒヤッとした場面も経験している。

結果、事故が続出。なんと言っても山奥だ。ちょっとやそっとでは救急車が来ない。センターラインにポールを設置したり、コーナーに段差を設けるなり、事実上はハングオンできない させない処置を行った。とは言え、「クルマで行ってはならぬ!」とまでウワサされるほどの絶好ルートは健在。

台風の影響で閉鎖していたのがやっと開通。いつものように、「朝起きられたら・・・」と思いつつ、運良く起きられたので行くことにする。うーむ、軟弱。

都心からのアタック素直コースは2通り。「ベスパツーリング」のコースと、山を挟んだ檜原ルート。ボクは五日市から奥多摩周遊・青梅に抜ける、鍋料理にカニのような一周コースのほうを選んだ。


奥多摩への上がり口は、こんな調子のワイデイングが続く。

GW真っ最中なのに予想外に空いていた。信号はまったくないに等しいから快適。標高を稼いでどんどん上る。路上にデジタル温度計を発見。なんと12度。下界の最高気温は16度。やや肌寒い。

都民の森P。そう、ここは東京都なのだ。リッターバイクの中で浮いてます・・・な!?


ダムに向けて走る。緩やかなカーブに急勾配を組み合わせたここは、本当に素晴らしいコースだと思う。お馴染みのダムPで休憩。穏やかな日差しの中で、ベンチに座りボッとしていた。

周りのバイクはリッターバイクばかり。400クラスでもここでは小排気量の分類に思えてくる。こんな大きなバイクは今の道路事情の中で、はたして充分に性能を発揮できるのだろうか? 大型免許を持たないボクには理解できない。「ベスパのほうがよっぽど愉しいのにね・・・」。

走行距離はジャスト120km。リザーブにきり替える直前の消費量だ。単純に30km/リッター・・・、走れる計算になる。

さらにダウンヒルする。これからダムに向かうクルマの列で大渋滞。「クルマ未来に夢はないような・・・!?」


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