□Cワイヤーの切れ原因 (2004.8/25)
ステンレス製のクラッチワイヤーがプツリと切れてしまった。これがどうしても納得がいかない。前ページでは小さいタイコを純正と同寸にするために被した「スリーブ」が原因(か?)と推測したのだが、文面ではちょっとわかりにくい。
と言うことで、タイコ部分の写真を撮ってみる。
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かろうじて残っているクラッチワイヤーの所にあるのがスリーブ加工したスリットだ(切り込み部分)。
※赤矢印 |
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切れた原因はやはりここだと思う。クラッチレバーを握ることでタイコはワイヤーと共に可動する。同時にスリーブも動く。スリーブに入れたスリット部分の角がワイヤーと接触し、ヤスリの役割りをして切れてしまう。ワイヤーの切れ方でそう判断してみた。
このスリットはワイヤーを通すために必須。どうやら自転車用にもこれが付いているらしい。こちらはプラ製だ。
たぶん、タイコがレバーより外れることはないとは思うので、広大加工をせずに使用するか、スリーブを入れてもスリットの角部分がワイヤーと当たらぬよう、固定してしまったほうが良い。今度やってみよう。
元サイズのワイヤーに入れ替え後、近所をテストランしてみる。ワイヤーの引きは思ったより苦にならなかった。たしかに重いと言えば指に抵抗を感じる。
試しに4枚強化クラッチの50sと比較。ほとんどその差は感じられなかった。引きもいたってスムーズとの印象。
しかし、ボクにとってベスパで定番のワイヤー切れは初体験。出かけた途中で切れた場合、交換できるほどのツールを積んでいない。クラッチワイヤーをエンジン側末端で固定する金具一つとっても、7mmと8mmのスパナ+ソケットは必要となる。例のインナーワイヤープライヤ−も携帯しているのといないのでは労力がえらく違う。携帯ツールをもう1度しっかり見直そうと思う。
日・月にかけて長野の白樺湖〜軽井沢をクルマで走ってきた。白樺湖は朝起きると一面の霧。なんにも見えない。おかしなことに隣りにある女神湖は青空さえのぞいている。この日の軽井沢は真夏でも14度しかなかった。
その女神湖からロープウエイで御泉水と呼ばれる湿地帯を歩いてみた。2000m級の高地に居たら、せこせこ暮らす下界がこっけいに思えてくる。
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御泉水は尾瀬に樹木をプラスしたよう。非常に静か。 |
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こんなに標高が高くても昆虫が生息している。なんという名のクモなのだろう? |
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ボクのヘンテコ車では奥様は運転できない。今回はLife で行った。 |
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