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Vespa 125 ET3 Primavera
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待望の路上デビュー(2003.8/10)

ET3にピンクの新ナンバーを着けてから、数日過ぎる。自賠責が継続できることで強気になり、今日はついに公道に引っ張りだしてみた。我が家にやって来てからほぼ二ヶ月の間、実はちょい乗りをしたこともあった。だから、今日が本当の意味での路上デビューではないことになるが、自分にとっては笑っちゃうぐらい妙に嬉しい。

その間、エンジンだけはかけていた。不調になることはないと思う。コックをONにして数秒後、めいいっぱいチョークを引きキック3発、ん? かからない・・・。慌てる。「そうだ、メインキーがあるんだ」、50sのクセがすっかり身についていた。今度はOK!

ET−3のアイドリング音は、50sとはまったく異なる。50sはマフラーを替えてあるだけあって、力強い元気な音を発する。ET3はボルトが1本緩んだような、心なしか元気がない感じだ。マフラーを替える前は50sもこんな音だったのだろうか・・・?

黄昏はやや涼しくなった。1速にチェンジして走り出す。 続いて2速にシフトアップ。この時点で、「50sとはまったく別物・・・」との感じが伝わってくる。すでに別ページで何度も書いたとおり、50sは一瞬のうちに吹き上がってしまう。1速でおそらく10m位は走っていると思うが、感覚的に2〜3m位でシフトアップして印象なのだ。

さらに悪いことに、2速はまだマシな感じで伸びてくれても、音だけ元気でまったく進んでくれない。早く「3速に入れたい・・・」との要求心が湧いくる。つまり4速でありながら、常用範囲はV100の3速仕様と同じ・・・。ボクはこれを嫌って、2速スタートが常時になってしまった。

ET−3のギアリングはピタリと合っていると思う。1速・2速とも普通のバイクのように引っ張ることができる。こんな当たり前のことに何故か感激する。なにもかもスタンダートな50sとは比べものにならないが、比較するのは酷だと思う。

前の方のページでも書いたのだが、50sのトップ回転とET3の3速音が感覚的に似ている感じがするのだ。「4速だと思うとまだ3速だった・・・」ということが何回もあった。4速にシフトアップすると、ガクンとエンジン音が下がる。かと言ってもトルクがダウンし、失速するわけでもない。このヘンが排気量の差なんだろうと実感。この低速でのトロトロ感がすごくいい。

音の静けさは精神的にも良好だ。ボアアップした50sで飛ばした場合、高い回転数の音に妙に疲れてくる。ただし、瞬発力は音的にも50sの方が勝っている感じだ。ET3は穏やかな音でどこまでも伸びていく印象? 余裕で走りことができる感じがする。

ともあれ、今日はやっとデビュー。まずはひと安心・・・


キックのペダルが他のスモール系と異なることに気がついた。P系の物に交換してあるんじゃないか?  と前オーナーに聞いてみる。彼も知っていたらしく、スペシャリストに返答を聞いた。
アームも太く出来ており、どうやら純正の対策品らしい。

そう言えば、ハンドルロックもまったく異なる。過度期ということかも知れない。

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